1月 定例法話開催の報告

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去る1月24日(金)、御講師に13組 常稱寺住職 今井健太郎師をお迎えし、講題「浄土真宗はじめの一歩」のもと、ご法話をいただきました。

師からは、「皆様が安心して生きるためにはどうしたらいいのか?それを聞くのが仏教であり、仏教には内側に意識を向ける(他力)と外側に意識を向ける(自力)があり、仏教はすべからく他力を重視しており、私たち浄土真宗は特にこの自力・他力を大切にしている」

そして「私たちは内側に意識を向ける(一心一向)、つまり、自身がどうしたいのか、自分自身をどう思っているのかを考えることが大切であるが、私たちは内側に意識を向けることを教えてもらっていないのですぐに実践できない。そこで、お茶を飲んだら5秒味わうといった、この味わうということを大切にし、皆様の心の内側で、世間の基準に囚われることなく、嫌われることを恐れないで、自身にとって心地良くないことをやめることで、自身の心地良いことが明確になる。そうすることで、皆様の心が安らかになり、その結果、仏様も御先祖様も喜び、これを仏恩報謝の生活という。私たちは仏様の願いを叶えているのだから、自身の内側に意識を向けてください」と述べられた。

また定例法話の後には、門徒会婦人部の方々のご協力を賜り、「おぜんざい」の接待がありました。お正月にお飾りしたお餅を、皆様と一緒にいただきました。門徒会婦人部、またお手伝いいただきました方々に厚く御礼申し上げます。