11月24日(金)定例法話開催のお知らせ

投稿日:

天満別院では、11月24日(金)13時30分より定例法話が開催されます。

ご法話には、大阪教区第5組 専光寺  越本 達了 師にお越しいただき、講題「浄土の物語」についてお話しいただきます。

勤行開始のお時間は、13時30分となっております。

皆さまのご参詣お待ちしております。

11月 定例法話ご案内

「Q&A」法事の時のお食事をなぜ御斎と言うのですか?

投稿日:

答え

 「御斎」とは単なる食事ではなく「仏事」であります。「斎」という言葉には、正しい、慎むという意味があります。本来、不殺生という戒律を守った正しい、慎み深い僧侶の寺院での食事として精進料理を出されました。また古来より、仏教用語で「斎食」といい、僧侶が決まった時刻にとる食事であるとも伝えられております。

 真宗大谷派では、報恩講(親鸞聖人のご命日に勤める法要)などの仏事の際に、お参りされる方、お一人おひとりが、米や野菜などを持ち寄り、調理していただいたお食事のことを「御斎」と言います。そして、お食事をいただきながら、お念仏に出遇った慶びを、その場に集まった方々と語り合います。そのため、亡き人を偲びながら、飲んだり食べたりすることを「御斎」というわけではなく、「御斎」も仏事として、亡き人をご縁とし、仏様の教えに出遇う場として大切にしております。

 今日も「御斎」の場は、亡き人が仏事を通して集めてくださった人と人との繋がりを深め、コミュニケーションの場となることが願われております。そして何より、大切ないのちをいただくことを認識し、改めて生きる喜びに目覚めて欲しいという仏様からのメッセージを共有する場でもあります。このように、仏様に照らされてお食事も仏事として「御斎」と申します。

    (第13組 善福寺 野村 正示)

天満別院報恩講 厳修のお知らせ

投稿日:

下記の通り、天満別院報恩講を厳修致します。

10月3日(火)

・逮 夜(13時30分)

法話   三島  多聞  師(高山別院輪番・岐阜高山教区  真蓮寺前住職)

講題「私のいのちの身元保証人は南無阿弥陀仏」

副題 「お棺の中の娘に父親は叫んだ」

 

10月4日(水)

・晨 朝(7時00分)

・日 中(10時00分)

・御伝鈔拝読(11時00分)

・結願逮夜(13時30分)

法話  三島  多聞  師(高山別院輪番・岐阜高山教区  真蓮寺前住職)

講題「私のいのちの身元保証人は南無阿弥陀仏」

副題 「友人の死…愚痴と後悔」

 

10月5日(木)

・結願晨朝(7時00分)

・報徳会(音楽法要)(10時30分)

法話  三島  多聞  師(高山別院輪番・岐阜高山教区  真蓮寺前住職)

講題「私のいのちの身元保証人は南無阿弥陀仏」

副題 「阿弥陀さまのお浄土と私達の姿」

・結願日中(13時30分)

法話  三島  多聞  師(高山別院輪番・岐阜高山教区  真蓮寺前住職)

講題「私のいのちの身元保証人は南無阿弥陀仏」

副題 「三人の大陸孤児の願い」

皆さまお誘い合わせ上、ご参拝くださいますようご案内申し上げます。

9月24日(日)秋季彼岸会法要勤修のお知らせ

投稿日:

天満別院では、9月24日(日)秋季彼岸会 並 総永代経法要 兼 墓地納骨(物故者)追弔法要が勤修されます。

ご法話には、大阪教区第15組 西稱寺  宮部 渡 師にお越しいただき、講題「善悪のふたつ総じてもって存知せざるなり」についてお話しいただきます。

勤行開始のお時間は、13時30分となっております。

尚、今年度の彼岸の入りは9月20日(水)、中日が23日(土)、明けが26日(火)となっております。

皆さまのご参詣お待ちしております。

天満別院 秋季彼岸会ご案内

「Q&A」蝋燭にはどんな種類がありますか?またなぜ朱蝋燭を使うのですか?

投稿日:

答え

 我々真宗大谷派で使用する蝋燭は、次の四種類のものがあります。

白蝋燭(平日一般に使用します)
朱蝋燭(年忌法要・報恩講等に使用します)
金蝋燭(落慶法要・佛前結婚式等の慶事法要に使用します)
銀蝋燭(葬儀・中陰法要に使用します)

以上の四種類で、それぞれの法要により使い分けをしています。

 蝋燭の形ですが 主にイカリ型と棒型のものがあり 、真宗大谷派ではイカリ型のものを使用します。
なぜ朱蝋燭を使うかという事ですが、お念佛の教えを私たちにお示しくださった親鸞聖人のご遺徳に感謝するという意味合いをこめて、聖人の祥月命日である報恩講に朱蝋燭を使用するようになったことがその始まりと言われています。また、真宗での蝋燭は阿弥陀様の智慧(光明)のはたらきを象徴していると言われます。

 故人の命日をご縁として、親戚やご縁のあった方々がお内仏に集い、阿弥陀様の前で、その智慧のはたらきに出遇い、お念佛の教えを聞法することがとても喜ばしい事であるので、おめでたい色の朱蝋燭を使用するのです。朱蝋燭を用いるのは、法事や仏事は決して単なる弔事ではなく、阿弥陀様の光に出遇い、お念仏の信心を賜るという貴重な場に居合わせていただいている喜びを表しているのです。

 (第7組    慈雲寺    江村    勝友)

天満別院 お盆行事についてのご案内

投稿日:

天満別院では、8月11日(金・祝)から8月16日(水)までのお盆期間中、

墓地の開門時間は、いつも通り6時30分からと変わらず、閉門時間は17時となっております。

8時からは墓地職員もおられますので、色花・線香等をお買い求めいただけます。

 

お盆行事についてのご案内ですが、

8月12日(土)、13日(日)両日、同朋会館(講堂前)にて墓前申経を受け付けております。

(14日、15日、16日も、お墓に僧侶が控えておりますので、墓地事務所へお越しください。)

墓所墓前申経の受付時間は、9時〜17時(最終受付は16時30分)までとなっております。

 

8月12日(土)には、9時から天満別院永代合祀墓前にて合祀墓追弔会が勤まります。

翌13日(日)には、13時30分より本堂にて盂蘭盆会が勤修されます。

盂蘭盆会の御法話には、大阪教区 第20組 施福寺  由上  義孝師にお越しいただき、講題「「如来」ともうすは諸仏をもうすなり」についてお話いただきます。

皆様どうぞお参りくださいますようご案内申し上げます。

「Q&A」念珠(数珠)の種類について

投稿日:

答え

 念珠は、各宗派の教義の違いにより、独特の形式を生み出していくようになりました。基本的には百八個の玉をつないだ輪は変わりありません。この百八という数は、除夜の鐘の回数と同じです。百八個の煩悩を一つずつ繰って数えながら念仏を唱えてきたことから、「念珠」と呼ばれるのです。真宗の教えでは、お念仏によって煩悩が消えるわけではありませんが、この様にして煩悩の我が身が自覚されてきたのでしょう。そこに阿弥陀様に手を合わせるということが起こるのです。

 僧侶が用いる念珠は、お装束の軽重により種々なる形式のものを使用します。本装束念珠・半装束念珠・木念珠・略念珠等々が使用されます。

 ご門徒さまが用いられている念珠は略念珠がほとんどだと思います。男性用の一輪念珠・女性用二輪念珠と一輪念珠(小念珠また略念珠)の三種類があります。

 正式には百八個の主玉で構成されていましたが、略念珠は主玉の数を何等分かする事により一人でも多くの人に使用してもらえるようになりました。今日、念珠の玉は様々な素材を用いて作られています。また、腕輪念珠という普段からずっと身につけていられる物もあります。

 念珠はもともと礼拝のための法具です。 特に真宗では念仏をする時に用いるので「念珠」なのです。念珠の玉の数や形にとらわれる事なく手を合わせるという気持ちを大切にしていただくことが一番大切な事です。

(第7組    慈雲寺    江村    勝友)